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碧い空に泳ぐ“くじら”に乗ったら・・・
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SOSの猿〜遠い誰かのSOSに耳を傾ける〜
『SOSの猿』

それは伊坂幸太郎が書いた本の名前。

この中で、好きな主人公の台詞があります。

記憶をたどるとこんなことが書いてあったような。

「救急車のサイレンの音を聞くと、悲しくなります。
サイレンの先には、「痛いよう、痛いよう」と泣いている人がいると
考えてしまうからです。」

私はこんな風に考える主人公が好きです。


遠い誰かのSOSに耳を傾ける。
見えないのなら、想像してみる。
そして心で感じる。



きっと大震災のときも、多くの方が自然とこれをされていたのではないでしょうか。

震災1週間後、後輩から相談がありました。
「私の彼氏はフランス人なのですが、こんなことをいわれました。
「自分が震災に遭ってないのに、なんでそんなに悲しんでるんだ。おかしいよ。」と。
確かにそうなのかも知れないけど、上手く言葉を返せなくて。
なんでそんなことを言うの?となんだか悲しくなりました。」

私はこう思います。
日本は小さな島の中で、震災を繰返し経験してきました。
だからね、そういう風土の中で生きていると肌で感じるんです。震災の怖さを。
そしてね、想像するんです。相手の置かれている状況にできるだけ意識を近づけて。
そうやって、助け合ってきたのだと思います。
両親も、祖父母も、その前のご先祖様もがずーっと。

でもね、フランスは各国から移民してきた背景があるから、日本とちょっと違う。
共通する「言葉にない価値観」があまりないのかも知れません。



私は、「SOSを感じること」は相手の置かれている状況を想像し、感情を想像することだと思います。
感じた結果何をするか、なんて話はここではしません。

まずは「SOSを感じること」自体が大切なのです。
日常生活の中にある、見えないけれど発信しているサインを感じるのです。



『SOSの猿』伊坂幸太郎
http://www.amazon.co.jp/dp/4122057175

JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学
posted by 若菜 | 22:43 | 日記 〜 les journals et les photos du japon〜 | comments(1) | trackbacks(0) |
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コメント
管理者の承認待ちコメントです。
2014/06/02 19:42 by -
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