* *
碧い空に泳ぐ“くじら”に乗ったら・・・
Si je monte sur la baleine qui nage dans un ciel bleu...
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音色
木漏れ日

白樺の木は
柳のように 枝は垂れさがり、

葉は風にゆだねられ
雲は遠く空に漂う。

白樺の木漏れ日をうけながら
老女は白いのコートにくるまる。

疲れてよれよれになった黒いパンプスを
いとおしそうに履いている。

大聖堂


水彩画の青い空のどこかから
遠く、オルゴールの音が聴こえる。

それは秋の風と共に漂い、ここにたどり着く。

名もない音楽家が丹精込めて奏でたような・・・、
大聖堂の鐘の響きにも似ている。

川



遠い年月を経て、今もなお漂うその音は、

老女の記憶と秋の日差しを織りこみ

私の耳に触れる。





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posted by 若菜 | 19:29 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(4) | trackbacks(0) |
バスに乗って
牧場
水色に透きとおる空。
灰色の雲は何かを隠すように群れて泳ぐ。

ずーっと眺めていればラピュタさえ見つかるんじゃないか。
そんなことを思う 午後2時。

ひつじ

株価急落も行政の不祥事もここでは耳にも入らない。
関係ないんだ。

羊はいつも通り草を食べ、老夫婦はいつもと同じ道を歩く。

消化器

でもさ、
それさえも許されない国や地域があるんだ。



戦争なんかきらいだ。

お父さんと子供

別に「子供に素晴らしい未来を」なんて
大義名分掲げて反対してるわけじゃない。


今みたいな気持で空を見ていたいんだ。
いつまでも変わらない誰かの散歩を眺めていたいんだ。

戦争を反対する理由なんてそんなんでいいと思う。

それで十分。

私はそう思う。

夕日


そんなことを考えながら空を見上げる。
ふと城の影が見えた気がした。




久しぶりの詩でした。ニコニコ
撮影場所はストラスブールからバスで1時間のところにある、オットロという所です。

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posted by 若菜 | 03:25 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(3) | trackbacks(0) |
京の音
京の都で

生まれた

七つの音色

今も

心の片隅に

残る。

京都の音


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posted by 若菜 | 23:54 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(0) | trackbacks(0) |
遠い記憶
おばさん
遠い記憶の

中にある


今でも

僕の隣に

君はいる。

おにいさん


誰よりも君を想う

まんじゅしゃげ



曼珠沙華(まんじゅしゃげ)

きんもくせい


キンモクセイの香り
紅葉


落ち葉を踏む音


季節はゆっくり

過ぎてゆく

夫婦


それでも君は

いつも

そばにいてくれた


そばで

笑っていてくれた

おじさんの足


今日も陽だまりの中で

そんなことを想う。



* 写真は京都が舞台です。


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posted by 若菜 | 22:52 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(6) | trackbacks(0) |
金星と少女
空
草も生えない土の上に
彼女は裸足で立っていた。

「つめたい。」

そう言ったきり
口を閉ざしてしまった。


ここは太陽もなければ、月もない。

ただ見えるのは
金星と彼女だけ。



静かな空気が少しだけ冷たさを増した。



君には聴こえるかい。
彼女の声が。

彼女の
哀しく震える
小さな声が。




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posted by 若菜 | 16:02 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(0) | trackbacks(0) |
子猫 part 4
枯葉

子猫は

今まで主人がしてくれた優しさを信じて

ただただ待った。


路地裏

さびしい夜は体を丸めて

恋しい夜は主人のシャツの中で過ごした。


夢の中で子猫は

幸せそうに主人に寄り添っていた。



        おわり






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posted by 若菜 | 02:26 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(4) | trackbacks(0) |
子猫 part 3
ねこ
飼いならされた子猫は
まだよくわからなかった。

主人がもう帰ってこないことも
ミルクをくれないことも
もうなでてくれないことも・・・。



         つづく







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posted by 若菜 | 02:17 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(0) | trackbacks(0) |
子猫 part 2
馬

ある夜

主人は家に帰らなかった。

それは何日も続いた。

半年経っても帰ってこなかった。



        つづく






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posted by 若菜 | 02:13 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(2) | trackbacks(0) |
子猫 part 1
団地
住宅街をさまよう
一人ぼっちの子猫は
ある夜、人間に拾われた。

あたたかいミルクを
おそるおそる口にすると
主人に抱かれながら
ゆっくりと眠った。

それからもずーっと
主人と一緒に過ごした。

主人はよくなでてくれて
子猫はとても幸せだった。



        つづく






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posted by 若菜 | 02:05 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(2) | trackbacks(0) |
水色の空と木と池
木と池

これは僕にはこの世界でいちばん美しく、
いちばん悲しい風景です。

・・・

星の王子さまが地上に姿を現したのもここですし、
地上から姿を消したのもここです。



from サン=テグジュペリ 『星の王子さま』







*著者は砂漠をイメージされてますが、
この景色見た瞬間、コレだ!と私は感じました。





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posted by 若菜 | 01:28 | 詩 〜 les poemes〜 | comments(0) | trackbacks(0) |